国内クルーズ船の「飛鳥II」が11月10日、長崎に入港しました。一般客を乗せたクルーズ船の入港は約1年9カ月ぶりです。
午後1時すぎ、長崎港に姿を現したのは、約100人の一般客を乗せた国内クルーズ船「飛鳥II」。横浜と長崎をつなぐ2泊3日の船旅です。
長崎港に一般客を乗せたクルーズ船を迎え入れるのは、新型コロナウイルスの感染が広まった2020年2月以来、長崎県が2021年4月に受け入れ予約を再開してから初めてです。
船を出迎えた長崎市民は、「2年間、クルーズ船を見なかったので、とても寂しかった。飛鳥が最初に来たので感激です」と話していました。
乗客は出発までに複数回のPCR検査など感染対策をして、長崎にやってきました。乗客も「船内の随所に消毒液もあったし、食堂やレストランもきちんとされていた」とか 「検温とか色々あるけど、日常の生活でもそうだったから違和感はなかった。本当は(コロナが)明けるのを待っていたけど」と話していました。
乗客を降ろした船は母港の横浜に戻るため、出港しました。
長崎県によりますと、今のところ次のクルーズ船の入港予定はないものの、今後もコロナの状況を見ながら誘致活動を続けていきたいとしています。(KTNテレビ長崎のニュースから一部転載)