長崎鶴洋高校の生徒たちが養殖したヒラメを放流【長崎市】

2021-11-14
海と日本PROJECT in ながさき

長崎鶴洋高校(長崎市)の生徒たちが、11月4日、自分たちが養殖したヒラメを海に放流しました。

ここは長崎市香焼町の辰ノ口海岸。香焼保育所ふるさとの園児およそ40人がやってきました。ヒラメを見た園児たちは「うわぁー、大きい」「ヌルヌルしている」「(ひれが)ギザギザしてる」と楽しそう。

このヒラメを育てたのは、長崎鶴洋高校水産科の生徒たちで、学校の実習場で1年かけて養殖してきました。保育園児と一緒の放流は去年から始め、この日は19人の生徒が「大きくなってねー」と声をかけながら体長30センチ前後のヒラメ300匹を放流しました。

s-ヒラメ2

香焼の海では、年中、ヒラメが刺し網にかかるそうで、放流の効果が出てきていると地元の漁業者も喜んでいます

西彼南部漁業協同組合の小泉雄義副組合長は、「(放流で)結構大きいものが育っている。彼らの色んな奉仕活動に感謝している」「(魚を)獲るだけではだめだと思うし、育てる漁業をこれからも鶴洋高校が一緒にやってくれるということは先々頼もしい」と話し、長崎鶴洋高校の河本将佳さんは「漁師の平均年齢や養殖している人たちの年齢が高くなっているので、そこで若者が活動しないと日本人は魚が食べられなくなるかもしれないので、そこを頑張っていきたいと思う」と力を込めました。

 

この後、生徒たちは、地元ダイバーから磯焼け対策や海藻を食べ尽くすガンガゼの駆除など香焼の海を守る取り組みの説明を受けました。Blue Earth21長崎の代表・平野藍子さんは「海を守るために、みなさん、日々、私たちにできることは何かを水産系に携わっているので、これからしっかり授業を進めていってください」と呼びかけていました。(KTNテレビ長崎のニュースから一部転載)

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