レポート
2021.10.05

シマアジで新たなご当地グルメ!~プロジェクト進行中【西海市】

地元産の新鮮な魚介類や食肉などを豪勢に使ったオリジナリティあふれる「さいかい丼」で知られる西海市で、新たに「シマアジ」を使ったグルメを打ち出そうという取り組みが始まっています。
 
この日も、プロジェクト関係者が熱い議論を交わしていました。西海市では市内で養殖されているシマアジで、新たなご当地グルメを生み出そうというプロジェクトが立ち上がり、活動が続いています。プロデューサーは食による観光客の誘致の取り組みを全国で展開、75もの人気メニューを商品化した実績をもつ ヒロ 中田 さん(61)です。

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プロジェクトでは、1年を通して安定的に供給できるシマアジを使って、西海エリアの新たな目玉となるグルメの確立を目指します。メニューはまだアイデアの段階ですが、「煮つけやフライなどを盛り込んだ御膳」が提案されました。

ただし、プロジェクトに参加する店舗は、「同じメニュー」を「同じクオリティ」で出さなければなりません。このため、店舗によっては、「海鮮丼のような着地点があれば、みなさんがかなりやってらっしゃる。(うちは)席数も少ないし、そこに大勢客が来ると、そこで手作り御膳というのは、どうかなと・・・」と、「御膳」を出すことの難しさを感じているようです。

こうした声に対し、プロデューサーの中田さんは「シマアジを使った海鮮丼なんて誰だってできる。それじゃブランドは作れない。(調理する)オペレーション、原価のことも分かる。同じことやって何の意味がある。海鮮丼はすぐできるんだから」と厳しめのコメント。料理の内容は、今後も議論を重ねることになりました。
中田さんは 「ご当地グルメを作ることで、西海市は食材が豊富で色々な料理がある!みたいな(アピールができる)。最終的にはシマアジにこだわらず、色々な地元の食材を使った創意工夫された料理を、いつ行っても味わえる街になるといい」と期待しています。
西海エリアの新たな目玉となる新たなご当地グルメは、2022年3月、長崎県庁でお披露目される予定です。
(KTNテレビ長崎のニュースより一部転載)

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