子供たちに海洋問題や食品ロスについて考えてもらおうと、長崎市の小学校で大手回転寿司チェーン「くら寿司」が回転寿司をテーマに「お寿司で学ぶSDGs」の授業を行いました。
痛みやすいなどの理由で市場にあまり出回らない「低利用魚」と呼ばれる魚の模型です。
「くら寿司」は「低利用魚」を買い取り、獲ってすぐに寿司ネタとして活用することで、漁業者の収益拡大につなげています。
実際に店で使われている皿や回転レーンも登場し、子供たちが寿司職人を体験しました。
手際よく寿司を出していきますが、食品ロスが出てしまいました。
授業を受けた児童たちは 「食品ロスをなくすために好き嫌いはあるけど、嫌いなものに対しても積極的に食べていくのが大事だと思った」 「給食でも自分が食べられる量を食べたり、たくさんできることがあるのでそういうことをやっていきたい」と特別授業の感想を話していました。
「くら寿司」は地方の漁業活性化のため、扱う魚の種類を増やす取り組みも続けています。
(KTNテレビ長崎のニュースから一部転載)