立春を過ぎてもまだ冷え込みは強く、2月6日朝の最低気温は雲仙では氷点下でした。
今の季節、五島市の海岸では「波の花」と呼ばれる現象が見られます。
波打ち際にモコモコと白い泡のような物体が「波の花」です。
五島市三井楽町の海岸には、2022年12月ごろから見られるようになりました。
波の花は、気温が低く波が高い日に、海中プランクトンの粘液を含んだ海水が荒波にもまれて泡になる現象です。
南アフリカなど海外でも、非常に珍しい自然現象として「カプチーノコースト」と呼ばれています。
時折強い風で舞い上がり消えてしまう儚い波の花、条件がそろえば3月ごろまで見ることができます。
(KTNテレビ長崎のニュースから一部転載)