五島市で漂着ごみを利用して作った製品を展示する企画展が開かれています。
企画展は、五島の高校生が、海岸に漂着したごみを より価値のある資源にできないかと考えたことをきっかけに、京都のNPO法人 木野環境が日本財団の海と日本プロジェクトの一環で開催しました。
企画展は自然啓発施設の鐙瀬ビジターセンターと五島市立図書館の2カ所で開かれていて初日の6月3日から市民や観光客が訪れました。
会場には漂着ごみに関するパネルのほか、プラスチックごみを利用して作られたアクセサリーや時計などが展示されました。
このうち、五島の海岸で回収されたごみで作られたエコ袋や、プラスチックごみを材木のような素材に作り替えたものは、地元の高校生と共に考案されました。
会場に訪れた人は「ごみ袋とか木の代替品やプラスチックのような製品が、身近なごみから作られているということなので、使ってみたいです」と話していました。
訪れた人たちはごみの無い美しい海を守っていきたいとの思いを新たにしていました。
(KTNテレビ長崎のニュースから一部転載)