この勉強会は、新型コロナの影響で消費が落ち込んでいる長崎県内の酒などを製造・販売する事業者を支援しようと、長崎県が企画。トラフグのから揚げに、ブリのアラ炊きなどの地魚を使った料理と、長崎県産酒がずらりと並びました。
地魚を使った12の料理を「薄味」や「濃い味」など4つに分類し、それぞれにあう焼酎や日本酒などの長崎県産酒24種類を飲みながら、参加者はその評価をシートに記入していきます。
ホテルニュー長崎料飲部(錦茶房)の金谷祐子さんは「洋食と日本酒は合わせづらい印象もあるが、実際飲み比べてみると、どんな可能性もあるんだなというのは、この会でとても分かりやすく教えていただけたかなと思う」と話し、潜龍酒造の山下庄左衛門代表取締役は「コロナを境に、お客様の飲食店での飲み方が、家飲みの生活を経て変わるのではと思う。おつまみを重視するようになってくると思う」と県産酒と地元の魚とのベストマッチングに期待を寄せています。
長崎県は、今年度(2021年度)中に、この勉強会で評価が高かった組み合せを飲食店に提案することにしています。
(KTNテレビ長崎のニュースを一部転載)