長崎県庁のレストランで10月31日から、五島の郷土料理を期間限定で味わえる「ながさきしまごはんフェア」が始まりました。
県庁レストラン「シェ・デジマ」で提供された「上五島御膳」(700円)は、上五島でとれた新鮮なサザエを使った炊き込みご飯に、揚げかまぼこ、あおさのみそ汁、それに上五島の特産品「平干し大根」の煮しめが味わえるメニューです。
「しまごはんフェア」は「食」をきっかけに離島の魅力に触れてもらおうと、県が2022年から始めました。
12月20日までは「五島列島フェア」を開催していて、五島の海産物や牛肉などを使った料理を週2回、火曜と水曜に1日60食限定で提供しています。
南島原市からの客2人は「おいしい、サザエご飯。おかわりしたいくらい」「びっくりした、大根が平たいのを食べて。(通常は)あんなに大きくない」と話します。
「おいしいと言ってくれる。懐かしいというか、普段は煮しめをあまり作らない人も多く、懐かしい味で喜んでくれる」
フェアの期間中は離島の食材で作った料理を提供する長崎市内13店舗のうち3つを回ると、航空券が当たるスタンプラリーが行われていて、県は島を訪れる人を増やしたいと意気込んでいます。
2024年1月からは「壱岐・対馬フェア」が予定されています。
(KTNテレビ長崎のニュースから一部転載)