川棚から世界に想いを馳せ、美しい自然への感謝を共に分かち合う
「アースデイin川棚」が4月29日(金・祝)30(土)の2日間に亘って大崎海水浴場で初開催されました!
このイベントは、地球のことを考えて行動する4月22日の「アースデイ」を記念して
川棚町のまちづくり団体・大崎スローライフプロジェクト協議会が初めて実施。
地球のこと、海のこと、未来のことを考えるこのイベントは、日本財団が推進する「海と日本プロジェクト」の一環として行われました。
海と日本プロジェクトは美しい海を次世代に引き継ぐアクションの輪を広げる全国プロジェクトです。
初日の29日は、なんと朝から大雨…一旦開催は見合わせに…
しかし、みんなの願いが通じて午後からの開催が決定!
強風の中、海岸沿いの会場には大勢の人たちが来場し、環境への関心の高さが伺えました。
イベントには、なんと34の団体が参加!
こちらは長崎国際大学 国際観光学会 森尾研究室のコーナーです。
川棚の海で拾ったシーグラスを加工してアクセサリーを作って販売しました。
ゼミでは地域観光とSDGSの取り組みを進めていて、川棚の海でとれるもので地域に貢献しようと、
大崎の海岸で拾ったシーグラスを活用することにしたそうです。
そして、小学生も大活躍!!
川棚小学校のSDGSキッズのみなさんが、海で拾ったプラスチックごみを使って雑貨作りのワークショップを行いました!
プラスチックを小さく切ったものと、レジンを混ぜて、ライトを当てると~きれいなキーホルダーの完成です!
参加した人たちは、SDGSキッズのメンバーからごみについて教えてもらい、身近なところにある海洋ごみの問題を考えていました。
川棚町は波穏やかな大村湾に面していますが、大村湾は全国的にも珍しい閉鎖された海域で、年々水質が悪化するなど環境保全が叫ばれていて、海洋ごみ問題も深刻なのです。
会場では、川と海の生き物を学べるコーナーや、海への思いを書いた絵の展示などもあり、
訪れた人たちは、イベントを楽しみながら環境について学べるので、
地球のため、海のため、今自分たちに何ができるのかを考えるきっかけになった、と話していました。
また、主催した大崎スローライフプロジェクト協議会の大平泉さんは、
「小さなことでいいので環境や海を守るために小さな目標をもって生活してくれると嬉しい」と、呼びかけました。
2日のイベントを通して地球に優しい取り組みが広がっていくと嬉しいですね!
ぜひみなさんも、一度立ち止まって、自分の周りの自然や環境について考えてみてはいかがでしょうか?