長崎市平間町の矢上幼稚園では、環境学習を盛んに行っています。
10月31日(火)には、年長児およそ80名のみなさんが、長崎ペンギン水族館で海の環境について学びました。
「うみのまんまるえがお」の紙芝居を観たあと、長崎ペンギン水族館の魚類担当学芸員の大塚さんから、海ガメの種類や生態についてのお話を伺いました。
海ガメはクラゲなどを食べるので、ビニールゴミなどを間違って食べてしまいます。
ビニールは消化されずにお腹の中に残りつづけるので、ビニールゴミを食べた海ガメは、だんだん弱って死んでしまうそうです。
海にはいろんなゴミが落ちており、大塚さんがペンギン水族館前のビーチで拾ったペットボトルやアイスキャンデーの殻などの中には、海ガメがかじったあともありました。
その後実際の海ガメを観察し、その大きさに驚いていました。
園児たちは海ガメを通して、海の環境のこと、自分たちができることなどを考えていました。
矢上幼稚園ではこの学習を活かして、11月2日に近くの海岸でゴミ拾い活動をすることになっています。