大村湾の名物ナマコを守るため、子ども達が一役買いました。西彼・時津町の幼稚園児が、
ナマコの赤ちゃんを海に放流し、海を守る大切さを学びました。
大村湾を望む西彼・時津町の港に集まった時津幼稚園の園児38人です。子ども達と共に船に乗り込んだのは、
大村湾で漁が盛んなナマコの赤ちゃんです。
港からおよそ1キロの沖合いから、用意された稚ナマコ6万尾と、7千尾のカサゴを海に放流しました。
この放流は、大村湾漁協が、ナマコの資源保護を目的に毎年行っています。
「楽しかった、大きくなって欲しい」
「タコとかに食べられないように生きて欲しい」
大村湾漁協 松田孝成組合長「ナマコは大村湾の中心的な漁業、この資源はずっと増やしていかなければならない」
子供たちは、ナマコが元気に育つために、どうしたら海がきれいになるか、自分たちにどんなことができる
かなど、自然を守る大切さを学びました。