海水浴シーズンを前に長崎市の海水浴場で、7月3日月曜日、
海難救助訓練が行われ、参加した海上保安部や消防など
それぞれの機関が互いに連携を確認しました。
浜から約200mほど離れたところにおぼれた人がいるという想定で、
ヘリコプターによる釣り上げ訓練も行われました。
磯釣り中に高波にさらわれた人を第七管区海上保安本部の
機動救難士が救助し、ヘリコプターに収容していきます。
長崎海上保安部 枝澤公彦警備救難課長によると、
「岩場とか人が行きにくいところには何かあったときに
救助隊が行きにくかったり発見が難しかったりする」
「海水浴場として整備されているところを遊ぶポイントとして選んでほしい」
とのことでした。
長崎市の伊王島海水浴場で、今月15日の海開きを前に
行われた海難救助訓練では、海保や消防など6つの機関から
およそ90人が参加しました。
県内では、去年、マリンレジャーで7人が死亡、または行方不明となっていて
最近では特に、飲酒して泳ぐ人が事故にあうことが多いことから
海保が注意を呼びかけています。