シリーズでお伝えしている「みんなのうみ」です。
長崎市の中学校の生徒たちが修学旅行で五島を訪れ、伝統的な漁「すけ漁」を体験しました。
五島を訪れたのは、長崎市の県立長崎東中学校の2年生120人で、2泊3日の日程で
(今月5~7日)一般の家庭に民泊しながら島の自然や生活に触れます。
富江町(とみえまち)では、「すけ漁」を体験しようと40人の生徒が網を手に海に入りました。
すけ漁は溶岩が冷えて固まった海岸の凹凸がある地形を利用し、潮が引いたときにくぼみから出られなくなった魚を捕まえる五島の伝統的な漁法です。
クロやカンパチの幼魚であるネリゴなどたくさんの魚が取れ、生徒たちは大満足。
「魚は丸ごとで売られていなくて切ってあるのしか見ないが(さばくのは)力がいったり難しくてこんなに大変なんだと思った」
「自然豊かで五島には(これから)何回も行きたい。海が好き」などと感想を述べていました。
その後、それぞれの民泊先で美味しい郷土料理とともに海の恵みをいただきました。