水産業の担い手として2ヵ月間の遠洋実習に向かう高校生をご紹介します。
2017年6月8日、県立長崎鶴洋高校の生徒たちが太平洋での
マグロはえ縄漁の実習に出発しました。
実習をするのは長崎鶴洋高校水産科の3年生や、福岡県と山口県の水産高校の専攻科生など、
あわせて81人で、このうち4人が女性です。
長崎鶴洋高校の道渕忠之校長は「将来の水産業、海運業の担い手として
自信と誇りを胸に大きく成長してくれることを願っています」と激励しました。
生徒たちは7月30日までの53日間、水産資源が豊富なマーシャル諸島の東側の海域で
マグロのはえ縄漁や船の操縦、機関整備などの実習を行う予定です。
皆さんの声をご紹介します。
長崎鶴洋高校3年竹野正茂さん
「これまでの授業や実習で身につけたことを生かしさらに実際の船の上でたくさんのことを学んできたいと思います」
見送るお父さんは、大きな声で「頑張ってこいよ!頑張ってこいよ!」と激励。
航海生のみんなは、家族や後輩に「一回り大きくなって帰ってくる」と誓い
大海原に向けて出港しました。
みなさんきっと一回りも二回りも大きくなって帰ってくることでしょう!