大型客船事業からの撤退表明以降、初の大型高速フェリーを建造です。
三菱造船が長崎造船所で建造を進めていたカーフェリーの命名・進水式が行われました。
三菱重工長崎造船所で行われたカーフェリーの命名・進水式には約40人が参加しました。
そして、船主の新日本海フェリーの入谷 泰生 社長が、船を「はまゆう」と命名しました。
はまゆうは全長222.5メートル、総トン数は約15400トンで、旅客定員268人のカーフェリーです。
船首を垂直にすることなどで波の抵抗を減らし、従来より約6パーセントエネルギーを削減することができるということです。
三菱重工長崎造船所で建造されたカーフェリーは2012年の「すずらん」「すいせん」以来8年ぶりで、大型客船の事業の撤退を表明した2016年10月以降では初めてのカーフェリー建造です。
「はまゆう」は、横須賀~新門司間で2021年7月から運航が始まる予定です。