海上保安庁の新しい巡視艇「もじかぜ」が完成し、長崎市の造船所で引き渡し式が行われました。
「本巡視艇をもじかぜとする」
全長約20メートル、総トン数26トンの海上保安庁の巡視艇「もじかぜ」です。
海難救助や犯罪の取り締まりなどにあたります。
長崎市の長崎造船で行われた引き渡し式には、第7管区海上保安本部の関係者や乗員などが出席しました。
27年にわたり任務にあたった初代「もじかぜ」が老朽化したことから新たに建造され、門司海上保安部にきょう付で配属されました。
文字を映し出し停船などを呼びかける装置も備えつけられ、中国語や韓国語など5ヵ国語に対応しています。「もじかぜ」は乗員の訓練や試運転を経て、3月中旬から任務にあたる予定です。