子どもたちに海への関心を高めてもらおうと活動している日本財団が佐世保市を「海ノ民話のまち」に認定しました。
きょう日本財団の職員らが佐世保市役所を訪れ朝長市長に認定書を手渡しました。
「海ノ民話のまち」は日本財団が取り組んでいる海と日本プロジェクトの一環で全国に残る
海にまつわる民話を発掘し込められた思いや教訓を子供たちに伝えようと活動しています。
全国で5つの市や町が「海ノ民話のまち」に選ばれこのうち、佐世保市は宇久島に伝わる民話で
島民が、夢枕に出てきたお地蔵様のお告げを信じて災害から多くの人を救ったとされる
「高麗島(こうらいじま)の伝説」がアニメ化され市内各地で上映会が開かれています。
アニメ「高麗島(こうらいじま)の伝説」を手がけた沼田心之介監督
「(高麗島(こうらいじま)の伝説には)
正直者は救われるという教訓があって昔話らしさがある」
「佐世保市にこういう民話があるということを広めていくことが必要だと思うし大事にしていきたい」
アニメは「海ノ民話のまち」のホームページでも公開されています。