島の魅力が人口減少に歯止めをかけました。
五島市では去年1年間に五島市内に転入した人が五島市外に転出した人を上回りました。2004年の合併後初めてのことです。
去年1年間に五島市に転入した人は1289人、転出した人は1256人でした。転入した人が転出した人を33人上回っています。
人口減少が進む離島では全国的にも珍しく、五島でも2004年の合併後初めてのことです。
国境離島新法による雇用創出で地元出身者の島外流出が抑えられ、都市部からの移住者が大きく増えていることなどが要因とみられています。五島市の人口は現在約3万6000人で、去年1年間の出生数から死亡数を差し引いた自然増減も、前年並みの422人減にとどまりました。