2018年6月17日、五島でトライアスロンの国際大会が行われ、千人近い選手たちが、スイム、バイク、ランの最長226キロの苛酷なレースに挑みました。
午前7時、富江漁港を一斉にスタートした選手たちが、水しぶきを上げながら遥か先のゴールを目指します。この大会は、2001年から鉄人レース「アイアンマンジャパン」として始まり、7年前からは五島市が中心となった大会に衣替えし、「バラモンキング」の愛称で親しまれています。スイムに続いては、銀輪を操り島内を駆け抜けます。
スイム、バイク、ランをあわせた距離は、最長226キロで、今年は海外からの8人を含む986人が参加し、最高齢は80歳です。この大会は、来年スペインで開かれる国際大会の選考レースもかねています。そして最後のラン。大会にはおよそ3千人のボランティアが参加していて、給水ポイントでは、選手たちに飲み物などを配ったり水をかけたりして、レースを支えます。選手たちは、6時間以上をかけてようやくゴールし、家族や友人と喜びを分かち合っていました。