番組情報
2024.01.31

マルっと!軍艦島が映える海を守ろう!!team 長崎シー・クリーンの海岸清掃活動

世界遺産・軍艦島が見える長崎市南部の野母崎地区。
ここで海岸の清掃活動を行っている団体があります。

team長崎シー・クリーンは長崎大学職員のデミー博士こと出水享(でみずあきら)さんが2021年に立ち上げた団体で、長崎市の野母崎地区を中心に清掃活動を行っています。

「軍艦島を研究していたこともあり、軍艦島が見える海を守りたいという気持ちが強くなった。地元の人と気持ちが一致団結したので団体を立ち上げた」と出水さんは話します。

2~3カ月に一度の海岸清掃活動は、多い時には約150人が参加します。
県の内外だけでなく、今年はカンボジアから来た人たちとも一緒に行いました。

メンバーの中には中高生の姿も。
出水さんの長男・琉(りゅう)さんもこの活動に参加しています。
静止画2出水琉さん(中2)
きっかけはお父さんと参加した海岸清掃。
全部なくしたいと思って海ごみ活動を続けている」と語ります。

この活動が認められ、去年「第28回コカ・コーラ環境教育賞 中学生の活動普及部門最優秀賞」に選ばれました。
この賞は地球環境・環境資源の領域向上に寄与する取り組みを募集し、優秀な団体の活動や企画研究を表彰するものです。

日本だけでなく全世界のごみをなくしたい」と意気込む琉さん。
他に参加している中高生も海ごみや環境に関して高い意識で活動をしています。

2024年は軍艦島が無人島になってから50年の節目の年。
<軍艦島が映える海を守ろう>という目標を掲げるteam長崎シー・クリーンの活動はこれからも続いていきます。
静止画3team長崎シー・クリーン

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