新鮮な養殖マグロの魅力を知ってもらおうと、西彼・時津町で「マグロの解体ショー」が行われ、地元漁協の人の手さばきに子供たちは見入っていました。
五島で水揚げされたばかりの獲れたて、新鮮のクロマグロです。
西彼・時津町にある大村湾漁協の直売所で行われた「マグロの解体ショー」です。
大村湾漁協では魚食に興味を持ってもらおうと、月に1回、解体ショーを行っています。
重さ73キロの本マグロを素早い包丁さばきで3枚におろしていきました。
長崎県は、全国有数の養殖クロマグロの産地で、生産量は6年連続で全国1位です。
一方、乱獲などで資源の枯渇が心配されている天然ものの太平洋クロマグロは漁獲量が規制されています。
日本では、養殖でも稚魚=種苗は天然ものに依存していますが、資源回復の見込みが立っていないことなどから、五島市では養殖いけすで採卵する人工種苗による研究や生産が進んでいます。
ショーの後行われた即売会でも、多くの人が新鮮なマグロを買い求めていました。