中学生の中山波音くん、14歳です。
魚が大好き、知識も豊富で「こざかなクン」と呼ばれています。
波音くんは3歳の頃に見た図鑑がきっかけで魚に興味を持ち、近所の魚屋さんに通って魚の捌き方を覚えました。
今では人前で大きなブリを捌くパフォーマンスも披露しています。
そんな波音くんにとって神浦港近くの海岸は大好きな磯遊びのスポットですが気がかりなことがあります。
波音くんは 海が汚れて生き物の生態に影響が及んでいるのではと、とても悲しんでいます。
この日 波音くんは西彼・長与町にある地域交流施設で行われた教室に、講師として登場しました。
テーマはもちろん魚。親子で体長25センチの天然のヤズを解剖し、構造や部位を学びます。
ふだん何気なく食べている魚も解剖してみると様々な気付きがあったようです。
解剖が終わったあとは波音くんが刺身にして振る舞い、全員で海の恵みを味わいました。
人と海の生き物たちが共存していくために、波音くんはこれからも地道に活動を続けます。