長崎市の小学校でくじらの生態などについて学ぶ授業が行われ、子どもたちがくじらを試食しました。
長崎市の稲佐小学校で小学4年生の児童およそ40人を対象にクジラについて学ぶ授業が行われました。
江戸時代から捕鯨が盛んだった長崎県は、クジラの個人消費量が日本一と言われています。
こどもたちに長崎のクジラの食文化について知ってもらおうと、まず、日本鯨類研究所のクジラ博士がクジラの体の仕組みなどを説明しました。
こどもたちは実際にひげや骨を触ったりしてクジラについての知識を深めた後、お楽しみの試食です。
日本鯨類研究所 水産学博士田村力部長は、「クジラは実は日本のまわりにも数多く生息していてなじみの深い生き物です。クジラのことをよく知ってもらって、クジラを実際に食品として利用することもあるので、そういうことを知ってほしい」と述べました。
子どもたちは、初めて見る実物大のくじらにおおはしゃぎでした。