五島海上保安署は、磯釣り中に海に転落した男性を救助した五島市の会社員の男性に、このほど感謝状を贈りました。
感謝状を贈られたのは、五島市の会社員 濱崎秀明さんです。
濱崎さんは、5月8日午前、戸岐町間伏の海岸を船で通りがかったところ、漂流している男性を見つけて救助しました。
男性は磯釣りをしていて、海に転落。大きなケガもなく、一命をとりとめたということです。
濱崎さんによりますと、現場付近は潮の流れが速く、40年ほど前にもボートが転覆した2人を救助した経験があるということで、「釣り針が首のあたりにかかっていて竿をぶら下げたまま浮いていた。その人も助かってよかった」と話しています。
五島海上保安署は、本格的なレジャーシーズンを前に、「海に1人だけで行かない」、「万一の場合の連絡手段として携帯を防水パックに入れる」「ライフジャケットは必ず身につける」ことを呼びかけています。
(KTNテレビ長崎のニュースから一部転載)