五島市崎山地区で、島の初夏の味覚・ウニ漁が解禁となりました。
崎山地区の海岸は、溶岩が流出した浅瀬が3キロあまり続くウニの良い漁場です。
5月13日にウニ漁が解禁となり、この日は潮が引く時間を見計らって漁協の組合員たちが海岸を訪れました。「磯カキ」と呼ばれる道具を手に、岩場に隠れたウニを次々と採っていきます。
最近は磯焼けのため、ウニのエサとなるヒジキなど海藻の生育が悪く、ウニは小ぶりで身も小さめだということです。
採れたウニは専用の器具で殻を割って身を取り出し、生ウニや加工した「塩ウニ」が島の海産物店などに並びます。
五島のウニ漁はこれから本格的なシーズンを迎え、7月過ぎまで続きます。
(KTNテレビ長崎のニュースから一部転載)