今年のゴールデンウイークは天気にも恵まれ、長崎県内の観光地は多くの人でにぎわいました。
このうち、軍艦島ツアーを運営するツアー会社の船着き場も出港を待つ多くの人であふれました。
ツアーは、ゴールデンウイーク初日の4月29日は大しけで欠航しましたが、その後は毎日運航し、連日満席の大盛況です。5月6日も連休はざまの平日にも関わらず、ツアーは午前、午後の便ともに満席となりました。
乗船客は、「仕事は休んで来ました。軍艦島のツアーは行きたかったので、いいタイミングだった」とか「子どもたちも学校でしたけど休ませました。世界遺産に選ばれたものがどういうものか見てみたい」などと話していました。
一方、北海道・知床で遊覧船が沈没した事故を受け、軍艦島ツアーの運営会社には、観光客や旅行会社から安全についての問い合わせがあっています。
ユニバーサルワーカーズ 軍艦島コンシェルジュの佐藤義太郎さんは、「同じ『船のツアー』ということで、心配されてお電話や問い合わせ、旅行会社からも問い合わせはいただいているが、『しっかり準備して安全に』というのと、事前にお客様に案内して大丈夫というのを確認してもらい、(ツアーに)来てもらうようにしている」と説明しています。(KTNテレビ長崎のニュースから一部転載)