五島市の海岸で、岩の隙間に灰や塩を吹きかけてタコを捕まえる「ヒャーダコ漁」が行われています。
「ヒャーダコ」とは、「灰(はい)ダコ」がなまったものです。
五島市の大浜地区では9月頃から、潮が引いた海岸の岩場に潜んでいるイイダコの仲間のタコ(体長10~15センチ)を、灰や食塩を使って勢いよく吹きかけて捕らえる様子が見られています。
タコが潜む場所は、穴の入り口に貝がらの食べかすがあるほか、中が湿ってるところですが、場所を探し出すのはなかなか大変です。
ヒャーダコは、煮付けにするとモチモチとした食感を味わえるほか、そのまま湯がいて酢醤油やポン酢で食べても美味しいということです。ヒャーダコ獲りは10月下旬まで続きます。
(KTNテレビ長崎のニュースを一部転載)