五島市富江町の多郎島海岸で、早春の味覚 アオサ採りが2月1日に解禁となりました。
漁協の組合員が、岩場に育ったアオサを丁寧に手で摘み取っていきます。
近年は磯焼けの影響で、アオサ自体が少なくなっているということですが、海岸一帯は緑で染まり、暦の上では春を迎えたばかりの五島の風物詩となっています。
地元の人は「味噌汁とかうどんの具とか、酢物とか、かきあげとか、粉にしてお好み焼きの上に振りかけたりして食べられる」と話していました。
採れたアオサは、島内の商店やスーパーに卸すほか親戚などに送るそうで、ピークは3月頃まで続くということです。
(KTNテレビ長崎のニュースから一部転載)