長崎県の福江港を拠点に五島の海の安全と安心を守ってきた巡視艇「みねかぜ」が任務を終え、2月23日に解役式が行われました。
巡視艇「みねかぜ」は、1995年、五島海上保安署に配属されました。
27年間、海難救助や取り締まりに当たり、釣り人など92人を救助。
また、国境離島という外国の船舶も航行する海域で499件検挙しました。
船の老朽化が進み、署員や野口市長などが見守る中、2月16日でその任務を終えました。
心からの敬意と感謝を胸に乗組員は船に日本酒をかけ船体番号を消します。
解役式では最後に「27年間ありがとう」の思いを込めて敬礼し、巡視艇「みねかぜ」に別れを告げました。
五島海上保安署には3月に「なるかぜ」が配属予定です。
(KTNテレビ長崎のニュースから一部転載)