長崎海上保安部の潜水士が1月11日、長崎港で新年最初となる水難救助の訓練、「訓練はじめ」を行いました。
訓練には、長崎海上保安部の巡視船「でじま」の潜水士、いわゆる「海猿」6人が参加しました。中には、去年(2021年)7月に、潜水士となって、初めて冬の訓練を経験する人も・・・
訓練では、約20キロの装備を付けたまま、海面から船まで7メートル超の高さを腕の力だけでよじ登ります。
長崎海上保安部の巡視船「でじま」の潜水士・今村響 さんは「(足をロープにかける)フットロックという技術が足りていないので、今後の訓練で練習したい」と意気込みを示し、「でじま」の大王慶彦・班長は「毎日成長していってもらえると思うので(11日の訓練も)良かったと思います」と評価していました。
長崎海上保安部は、冬場は急な天候の変化で船が転覆しやすく海水の温度が低いため、命の危険が高まるとして、海のレジャーや船の航行への注意を呼びかけています。(KTNニュースから一部転載)