5月13日から出島メッセ長崎で開かれるG7・長崎保健大臣会合には、海外から多くの要人が訪れます。
それに伴い4月28日、海保と県警、税関が合同で海上での訓練を行いました。
長崎港での訓練には、第七管区海上保安本部と長崎県警、長崎税関から約90人が参加しました。
訓練はG7保健大臣会合の会場に海から不審な船が近付いてきたとの想定です。
まず、海保の巡視艇が警察と税関に協力を要請。
警察の警備艇と税関艇が進路を阻んで不審な船を追い詰めている間にパトカーが岸壁に駆けつけ、不審者の上陸に備えました。
最後は海保の「特別警備隊」も加わり、不審者を取り押さえました。
第七管区海上保安本部 宮本伸二 本部長は 「事前に情報がない中で不審な船が見つかった場合、関係機関と連携して対応できると、非常に自信をもった警備ができる」と話していました。
県警は警察官約250人による訓練を来週も実施予定で、要人警護に「高い緊張感で取り組む」としています。
(KTNテレビ長崎のニュースから一部転載)