造船業界で人手不足が深刻化するなか、子供たちにものづくりの現場を見てもらおうと佐世保市で20日、造船所の見学会が行われました。
SSK佐世保重工業での見学会に参加したのは佐世保市の福石小学校の5年生約40人です。
造船所の見学は、県が「基幹産業」として位置づけながらも人手不足が深刻化する造船業界に興味を持ってもらおうと、今年度初めて開かれました。
県内4つの造船所に18校から約660人が参加予定です。
子供たちのほとんどは造船所を見るのが初めて!
目を輝かせて担当者の説明を聞いていました。
佐世保重工業 山本喜教さんは
「上のほう、このジャイアントカンチレバークレーンは日本に3台しかない。100年以上ここに建っている」と話しました。
参加した児童たちは
「佐世保にこんな大きな工場があって自慢だなと思った」
「実物を見たら更にわかったことが増えた」と話しました。
県はこの取り組みを2025年度も続ける考えです。
【11月21日放送 KTNテレビ長崎のニュースから転載】