江戸時代、市内を流れる本明川でウナギが獲れて、川沿いにウナギ料理店が並んでいたことから、「ウナギ」が諫早市の名物のひとつとなったと言われています。
このほど、地元の小学生たちが「ウナギ」との深ーい縁に迫りました。
諫早小学校では総合学習で諫早名物について学んでいます。
テーマは「ウナギ」です。
地元のウナギ料理店の関係者が「先生」となり、3年生およそ70人に諫早名物の「楽焼うなぎ」なども紹介しました。
「この器を使ったウナギが、とても柔らかく、ふっくらと仕上がるので、諫早に広まっていった」と説明しました。
「ウナギの先生」に対して、子供たちからは「なぜ事業を継いだのか」「仕事は何なのか」などの質問が相次いでいました。
小学3年生の生徒は
「(ウナギの)楽焼の皿の中が空洞だったのでびっくりした」
「ウナギは見たことがなかったからすごかった」
「ウナギを食べて、ウナギが大好きになりたい」
と言っていました。
福田屋の福田一夫 専務は
「諫早で名物となっているうなぎ料理を少しでも知ってもらいたい」「諫早を深く知ってもらえればその分、色んな魅力が見つかっていくのかなと思う」と話していました。
養殖ウナギについては近年、仕入れ値が高くなっていて、2022年に比べると1キロあたり約千円アップしているため、値上がりの可能性もあるということです。
【6月18日放送 KTNテレビ長崎のニュースから一部転載】