大型の高速船を使った運航が困難との立場を表明していた五島産業汽船は、2024年10月以降も、現在の便数で運航すると明らかにしました。
長崎と鯛ノ浦を結ぶ航路は五島産業汽船が、新上五島町が保有する2隻の高速船の指定管理を受け、1日2往復を運航しています。
五島産業汽船は8月、燃料費の高騰や利用客数の低迷を理由に、町に対して9月末で船を返却したいと伝えていましたが、9月18日に公表した10月以降の運航ダイヤで現在の1往復を継続することになりました。
予約数に応じて町が保有する約300人乗りの高速船か、79人乗りの「Vアイランド」を使って運航を続けます。
町は指定管理の中で高速船を使った運航を義務付けていますが、18日に使用を求めないと伝えたということです。
【9月18日放送 KTNテレビ長崎のニュースから転載】