3月3日午前10時ごろ、シャチの群れが撮影されました。
シャチの群れは対馬の北約13キロの沖合いで、優雅に泳いでおり10頭ほどを確認されました。
撮影したのは、比田勝海上保安署の巡視艇の乗組員です。
対馬の美津島町では、2月25日にイルカの群れが見つかっていました。
クジラやイルカの生態について研究している長崎大学の天野 雅男 教授によりますと、
『シャチの生息地は北海道など水温の低い海域が多く、九州北部で目撃されるのは珍しい』とのことです。
シャチは肉食性で、イルカを食べるために群れを追いかけることもありますが、
今回はそれぞれの目撃場所が離れていることから、可能性は低いとしています。
(KTNテレビ長崎のニュースから一部転載)