日本の近海で練習航海を行っている海上自衛隊の練習艦隊が佐世保に寄港しました。
入港したのは海上自衛隊の練習艦「かしま」など3隻です。
練習艦隊は一般幹部候補生の課程を修了した195人を含む約660人で構成しています。
4月2日、佐世保市の倉島岸壁で歓迎行事が行われました。
練習艦隊司令官 西山高広 海将補は
「初級幹部としての素養を育成し、また指揮統率に係る能力を向上させるとともに我が国及び、海上自衛隊の現状を理解させることを重視している」と説明していました。
3月16日に、広島・江田島を出港した艦隊は約2カ月間、艦内で生活しながら幹部自衛官としての知識や船乗りの基礎など学びます。
実習幹部 野島優希子 2等海尉は
「実際の船で行われている各種訓練を多く見学させていただき、今までの座学とは違う生の知識を得られている。自分に与えられた役割を確実に達成できるような真摯な自衛官になりたい」。
実習幹部 平田龍之助 3等海尉は
「長期な航海は初めてなので緊張することもあるが、いろんな事を学べて楽しい、海上自衛官にとって国際情勢はすごく大切なことなので、適切な判断を下せるような海上自衛官になりたい」と話していました。
練習艦隊は4月4日の朝、佐世保を出港しました。
(4月4日放送 KTNテレビ長崎のニュースから一部転載)