夏の海水浴シーズンを前に、五島市の海水浴場で水質調査が行われました。
福江港から車で約20分、五島市増田町の香珠子海水浴場です。
4月24日、保健所の職員が水深約1メートルから1.5メートルの場所で水温や、油膜があるかを調べたり海水を採取しました。
水質調査は、夏のシーズンに5000人以上の利用が見込まれる海水浴場で、県などが毎年5月と7月に行っています。
今年度は、県内20カ所で行われ、採取した海水で、大腸菌の数や汚染物質の量を示す「化学的酸素要求量」などを調べます。
五島振興局保健部衛生環境課の冨永 勇太 主任技師は、
「私の足元までくっきり見えて透明度が高く 非常にきれいな海だ」と話していました。
五島市の高浜海水浴場の水質は、2023年まで34年連続で最も良い「AA」でした。
今回の調査の結果は、6月中旬に公表されます。
【5月8日放送 KTNテレビ長崎のニュースから一部転載】