子供の水の事故を防ごうと、無料でライフジャケットを貸し出す県内初の取り組みが東彼・川棚町で始まります。
取り組みに賛同する地元の企業で廃棄物処理業などを行う「ハラサンギョウ」が、このほどライフジャケットを川棚町に寄贈しました。
日本財団が推進する、海と日本プロジェクトの一環で、子供たちを水の事故から守る取り組みです。
贈られたライフジャケットは、今後、川棚町内に開設する「レンタルステーション」で管理します。
希望する学校や団体に無料で貸し出し、ライフジャケットの活用促進を目指します。
長崎県内では初めての取り組みで、川棚町が貸し出し業務を行います。
自治体が中心となることで、学校でライフジャケットの正しい使い方を教えるなど、安全教育の推進にもつなげたい考えです。
ハラサンギョウ 経営管理部 堀川 清 部長 は「学校や町内会の行事などで使っていただければ。海を好きになるような取り組みに活用してもらえれば」と話していました。
レンタルステーションの開設時期は調整中で、3月には町内でライフジャケットの着用方法を学ぶ教室を開く予定です。
(KTNテレビ長崎のニュースから一部転載)