海にまつわる民話を発掘する、日本財団の「海ノ民話のまち」プロジェクトに選ばれた佐世保市の民話「一里島」がアニメ化され、関係者が18日、佐世保市役所を訪れました。
作品を手がけた沼田 心之介 監督などが、朝長市長にアニメの完成を報告しました。
佐世保市に伝わる民話「一里島」は、美しい月が出た夜に佐世保の沖に浮かぶ100の島が佐世保湾に集まり、宴会を開くという話です。
夜が明けるまでに元の場所に帰らなければなりませんが、酔って寝てしまった一里島は取り残されてしまい、100あった島がひとつ減って、九十九島と呼ばれるようになったとされています。
朝長 則男 市長 「市民の皆さんも受け入れやすく、喜ばれるのでは」
来月1日には佐世保市立図書館で、KTNのアナウンサーによる「一里島」の読み聞かせやアニメの上映会が開かれます。