外国人観光客が徐々に増える中、長崎の魚を売り込めるか反応を探ります。
2月10日、海外からのクルーズ船の乗客にアジフライの試験販売が初めて行われました。
松浦産のアジフライ。
外国人観光客に長崎の魚を知ってもらおうと「Nagasaki Fish」の名称で、3つで10ドル、アジフライサンドは1つ10ドルで販売します。
この日は、長崎市の松が枝国際ターミナルには欧米人などおよそ1800人を乗せたクルーズ船「ウェステルダム」が入港していて、東洋漁業と長崎国際観光コンベンション協会がアジフライなどの試験販売を初めて行いました。
興味を引くために急遽、試食を用意するなど試行錯誤を重ねます。
乗客は「これは何の魚?」とたずねながらも、「おいしい!」と喜んで食べていました。
東洋漁業の金子岩久 社長にインタビューしました。
「なかなかアジと言っても分かりにくいところがありますから、Nagasaki Fishという名前で外国の方に紹介していきたいと思っています」「皆さん、おいしい、と言ってくださるので非常にやりがいもありますし、もっともっと広めていきたいと思っています」
関係者は反応を見ながら今後の展開を考えたいとしています。
(2月10日放送 KTNテレビ長崎のニュースから一部転載)