佐世保市の早岐瀬戸でワカメ漁が解禁され、天然のワカメが水揚げされています。
佐世保湾と大村湾をつなぐ佐世保市の早岐瀬戸は水質がよく、川の流れが速いため、上質なワカメが育つと言われています。
ワカメ漁歴50年以上の川原義博さん(73)は、「観潮橋の下の流れが激しい。その関係で柔らかいワカメが採れる」と話し、長さ4メートルほどの竹ざおの先に金属をつけた「芽の葉巻き」という専用の道具を使って漁を行います。
「芽の葉」とはワカメの昔からの呼び名です。その道具をくるくると回して、ワカメを水揚げしていきます。さっそく試食した記者によると「塩味がきいていて、食感もいい。シャキシャキ、コリコリしている」とのことで、2022年は冬の気温が低かったため生育がよく、良質なワカメが採れているそうです。早岐瀬戸のワカメ漁は3月中旬ごろまで続きます。(一部KTNテレビ長崎のニュースから転載)