赤潮の被害を受けない長崎の新たなブランド魚をと養殖されたサーモンが県内のスーパーに初めて並びました。
長崎伝統のかんきつを使った「長崎ゆうこうサーモン」です。
11日に水揚げされたばかりのサーモンの刺身やお寿司がずらりと並びます。
昌陽水産が橘湾で養殖した「長崎ゆうこうサーモン」です。
こちらのスーパーでは県内の各店舗で今月1日から販売を始め、11日は養殖業者の代表などが店頭でPRしました。
買い物客は
「すごくおいしそうだったので今夜のおかずに」
「サーモン大好き」「なるだけなら肉も魚も地元のものを買うようにしている」と話しました。
橘湾では2024年まで2年連続で赤潮により、養殖のアジやタイなどが大きな被害を受けました。
赤潮の影響を受けない冬場に短期間で育つ魚として、サーモンの養殖を2024年12月に始め、長崎伝統のかんきつ「ゆうこう」をエサに混ぜています。
KTN記者は
「長崎ゆうこうサーモンいただきます。これまで食べた海外産のサーモン特有の脂っぽさはあまりなく、さっぱりとしています。身の弾力もほどよくあって、これまで食べたサーモンと全然違います!新しい感覚です」と話しました。
昌陽水産 長野陽司 代表取締役に話を聞きました。
「新たなブランドとして、ゆうこうサーモンを県民の皆さんに知ってほしい」
長崎ゆうこうサーモンは海水温が上がる4月末までにあわせて3000尾が水揚げされ、県内のスーパーで販売される予定です
【4月11日放送 KTNテレビ長崎のニュースから転載】