人の移動が増える年末年始に向け、長崎海上保安部と九州運輸局長崎運輸支局が12月10日、フェリーの安全総点検を行いました。
総点検では、海上保安官や職員あわせて19人が、長崎と五島を結ぶカーフェリー「万葉」で、救命設備の数や機能に異常がないか、不審物がないか点検しました。長崎海保では、12月10日から来年(2022年)1月10日までを「特別警戒期間」として、テロなどの犯罪や事故を防ぐため警戒を強めています。
長崎海上保安部の脇川祐樹交通課長は「2020年に比べ、(ことしは)コロナの感染が落ち着いているので、旅行者が増えると思う。けがや海中転落がないように十分注意してほしい」と話しています。
この日行われた点検では、異常は確認されなかったということです。
(KTNテレビ長崎のニュースから一部転載)