1月5日朝、長崎市の長崎魚市で初セリが行われ、コロナ禍を吹き飛ばすような活気であふれました。
朝5時、長崎魚市に威勢のいい掛け声が響き渡りました。2022年の年初めは天候に恵まれ、5日朝は五島でとれたマグロやブリなど250種類以上、合わせて250トンが水揚げされました。
縁起物のマダイは1キロ当たり1500円の高値がつき、幸先のよいスタートとなりました。
仲買人は、 「皆さん、声大きく出ていた。僕らも結局、飲食関係の仕事に携わっているので、活気が出てくれればうれしい」と話し、長崎魚市の谷川直史さんも「活気のいい値段をつけてくれてよかった。ことし(2022年)は値段も元に戻ってくれれば・・・」と、ことしの景気に期待を寄せました。
このあと行われた初市式には、中村 知事や関係者約70人が参加しました。中村知事は、「新型コロナの感染防止対策」と「経済活動」との両立を掲げ、「県産の魚の輸出拡大に力を入れたい」と挨拶しました。
(KTNテレビ長崎のニュースから一部転載)