五島の水産加工品や工芸品などを集めた「五島の観光とよか産品まつり」が長崎市の浜屋百貨店で始まり、21の業者から選りすぐりの品が並びました。
県産のアゴ(トビウオ)を使った、揚げたてアツアツのアゴ天に、旨酢に漬けた真サバから骨を丁寧に手で取り除き、食感とうま味を引き出した「鬼鯖鮨」など、五島のグルメが勢ぞろいです。
創業70年の老舗の餅店からは、かんころ餅を油で揚げた「かんころチップ」が初出品です。
真鳥餅店 代表取締役 眞鳥浩次さんは
「焼くとか、カットするという手間を極力なくそうと思ったら、揚げてそのままでも食べられるというのがいいのかなと」「若い世代にも新しいかんころ餅もあるんだというのを広めていきたい」と話しました。
KTN記者はかんころチップを試食して
「歯ごたえがいい!噛めば噛むほど、さつまいもの甘味が出てきておいしい、手軽に食べられていいですね」と話しました。
かんころチップは蓋さえ閉まれば詰め放題です。
他にもブランド豚「五島美豚」100パーセントのハンバーグが入った弁当や、2023年は初日に完売した今や入手困難なジン「ゴトジン」も数量限定で販売されています。
買い物客は
「いま愛媛にいる息子にお酒を送ってあげようかと」
「私、ビールを呑むからビールのつまみにのかまぼこ買った」
「五島うどんの大きい袋を買った。こしが違う、煮込んでも柔らかくなりすぎないしおいしい」などと話していました。
五島お馴染みのグルメや新たな味にも出会える「五島の観光とよか産品まつり」は9月24日まで浜屋百貨店の8階で開かれています。
【9月18日放送 KTNテレビ長崎のニュースから転載】