1月5日午前5時、長崎魚市では威勢の良い掛け声とともに初セリが始まりました。
2024年は天候に恵まれ、去年を大きく上回る200トンが水揚げされました。
250種類以上の魚が並び、中には、沖縄のハマダイも。
正月やお祝い事に食べられる縁起物で1キロ当たり2200円の高値がつき、幸先の良いスタートです。
仲買人は「石川の地震とかもあって少し影響しているのかな。全体的に相場が落ち着いているなというのはあるけど初セリとしてはかなり良い感触だったかな」と話します。
長崎魚市 総合企画部企画課 山内一馬さんにインタビューしました。
「辰年ということで龍のように魚価が向上するように、魚の需要が増えるようになればと期待している」
一方、長崎市中央卸売市場では生産者からの出荷が本格化しておらず、入荷量は2023年から30トンほど少ない195.7トンでした。(野菜:143.6t、果実:52.1t)
白菜やキャベツなど葉物野菜の価格は落ち着いているものの、北海道産のタマネギは猛暑の影響が長引き、入荷量は例年の8割ほどに留まっています。