冬の釣りシーズンを前に、長崎県平戸市の川内港で行われた救助訓練には、平戸海上保安署や地元の警察、消防が連携し救助訓練が行われました。
訓練の想定は、釣りをしていた3人のうち2人が高波にさらわれ、行方不明になったというものです。
訓練では、ゴムボートを使った救助のほか、救助した人を警察の警備艇から救急車に移し、病院へと搬送する手順やクレーンを使った陸上からの救助訓練も行いました。
警察や消防、海保は情報共有や連携を図ることで迅速な救助につなげたいと考えています。
平戸海上保安署 権藤陽治 署長は「海上保安署がやれること、消防がやれること、警察がやれること、結構限りがあるので、連携することによっていち早く要救助者を助けることができると思っている」と話しました。
(KTNテレビ長崎のニュースから一部転載)