水際でテロを阻止するため、佐世保市の佐世保港国際ターミナルで、テロ対策訓練が行われました。
訓練は停泊するクルーズ船に対し、爆破予告があったとの想定で、海上保安部や警察など、14機関から約80人が参加しました。
「はやく武器を捨てろ!」
「制圧!」
刃物を持って暴れるテロリストを取り押さえたり、負傷者の搬送や船内の探索などの手順を確認しました。
佐世保海上保安部 警備救難課 今出高廣 課長 にインタビューしました。
「クルーズ船に関係する民間を含めた各機関としっかりと情報共有を図って、テロの未然防止には、テロを港内に入れ込ませない、水際での未然防止が必要不可欠になりますので、しっかりと情報共有を図っていきたい」
佐世保市には海上自衛隊アメリカ海軍佐世保基地があるほか、今後は国際クルーズ船の寄港数の増加が予想されます。
参加者は有事に備え、関係機関との役割分担や連携を確認していました。
(KTNテレビ長崎のニュースから一部転載)