5月、五島の海で「青い赤潮」が確認されました。
23日の夜、撮影された五島市玉之浦町の船着き場です。
海面には所々に赤い膜のようなものが見えます。
プランクトンが大量発生した赤潮です。
ただ、この赤潮は海水をかきまわして刺激を与えると、青く光るんです。
「ノクチルカ シンチランス」という夜光虫の一種で、直径はおよそ2ミリ、丸く風船のような形をしていて肉眼でも見ることができます。
例年、海水温が高くなる5月にかけて各地で発生しています。
五島振興局によりますと、赤潮は小規模で、今のところ漁業に影響を与えるおそれはないということです。
【5月26日 KTNテレビ長崎のニュースから一部転載】