五島市の大海原を見渡せる展望所で、タカの仲間・ハチクマの渡りが盛んになり、多くの愛鳥家が訪れています。
朝日を浴びながら大空を悠々と羽ばたくハチクマ。体長は約60センチ、翼を広げると1メートル30センチほどあります。
五島市玉之浦町の大瀬崎は、ハチクマが冬を越すために日本を離れ、大陸に渡る旅の最終中継ポイントとして知られています。大瀬崎の展望所には、その姿をひと目見ようと、夜明け前から約30人の愛鳥家が集まっています。
新型コロナの影響で渡りを見に来る人は減っていますが、ハチクマは9月22日は2746羽、翌23日は2275羽が確認されていて、渡り鳥には「密」は気にならないようです。ハチクマの渡りは10月上旬まで楽しめそうです。(KTNテレビ長崎のニュースから一部転載)